第2回会議の概要
第2回「エコノミックガーデニング鳴門」中小企業支援ネットワーク会議を開催しました。会議の概要については下記のとおりです。
開催日時
平成26年11月20日(木)14:00~
会議次第
1.開会
2.EG活動報告
3.企業アンケート中間結果報告
4.来年度以降の施策について
5.その他
6.閉会
意見交換の主な内容 ※市)鳴門市 メ)会議構成メンバー
●EG活動報告
市)経営者ネットワーク会議のこれまでの活動について報告をしました。
食品製造関連・・・参加企業が共同でお中元セットを開発しました。
金属加工関連・・・共同事業でなく個別企業への情報提供や提案を行っていきます。
観光関連 ・・・共通した課題として交通が不便なことがあげられ、
これに対する施策の検討を行っていきます。
メ)食品製造関連の企業で集まることによって繋がりができたので、今後も続けていきたい。
メ)行政が観光振興を図るうえでは、長期的かつ前もっての予算取りが必要。
●企業アンケート中間結果報告
市)1,354社を対象として郵送や直接訪問で実施し、265社の回答をいただきました。経営上の課題として人材の確保と育成、販路の拡大、設備投資をあげる事業所が多く、市政全般に関わる課題として都市計画や入札などがあげられました。
※中間結果報告についてはこちらをご覧ください。
メ)人材の確保に関連して、リーマンショック時には、有効求人倍率が0.6台に落ち込んでいたが、現在、鳴門市の有効求人倍率は1.37倍、最も求人倍率が高いのが介護関係です。
メ)人材の雇用については、外国人の研修をうまく活用している。日本人の雇用が最重要だが、募集してもなかなかこないというのと高齢者が多いというところに課題がある。
●来年度以降の施策について
市)専門家派遣やセミナーの受講の際の費用について補助金を交付する「鳴門市人材育成・企業力強化支援事業」の拡充や経営者ネットワークに対する補助金、中心市街地活性化推進事業、サテライトオフィス誘致、大谷焼普及拡大支援事業などについて報告をしました。施策については検討段階です。今後、市内部の協議や市議会を経て決定します。
メ)施策について、県外で活躍する徳島県出身者のデータベース化、ビジネス図書館の整備、地域で経営者がともに学ぶことができる環境づくり、子どもの頃から地元企業(ものづくり)に関わらせる仕組みづくりなどがあげられました。
●中小企業振興基本条例について
市)中小企業支援ネットワーク会議を母体とし、今年度に審議会を設置し、平成27年度に審議会を数回開催、平成28年度4月に施行を目指すことを報告しました。
●その他
・建設中の鳴門競艇場に中小企業が参加できるスペースをつくってはどうか。
・雇用や金融など経営者の悩みをワンストップで解決できるような場づくりが必要では。
・中小企業振興基本条例の策定にあたり、産業ごとの部会や課題ごとの部会などをつくっては。
・鳴門市は非常に企業誘致に適した土地。しかし、工業団地がないため、
今後、企業誘致を進めるには都市計画などの規制についても検討すべき。
今後の会議について
次回については、中小企業振興基本条例の素案について提示させていただき皆様に意見をうかがいたいと思っています。